いよいよ新しいクリアファイルが形になりました。
今は校正をしているので、うまくいけば5/1には販売を開始できそうです。
今回はかなり時間がかかりました。
実はあと半年はかかるかなぁ…と思っていたのです。
たまたま別のお仕事でラクを60体くらい描く機会があり、思っていたよりも早いペースで完成しました。
元号が令和になり初めて発売するグッズが、このクリアファイルになります。
新しい時代の幕開けに、何か作りたいなと思っていたので嬉しいです。
初代のクリアファイル
初代はこんな感じでした。[オーケストラ]
柴犬ラクを描き始めて一番最初に作ったグッズで、ラクを沢山の方に知っていただけるようになったきっかけのアイテムでした。
この頃はスケッチブックに手描きで色を塗っていたので、楽器を描くのにとても時間がかかりました。同じ絵柄をコピーしたり、反転したりしてデザインしていたので、色々な部分が逆だったりしています。クラリネットなんて腕が逆ですね(笑)
一番人気の第二弾
そして柴犬ラクグッズの中で一番人気となった、第2弾のクリアファイル[オーケストラ2]です。
この頃からiPadで描くようになり、楽器の細かい部分が描写しやすくなりました。
バスクラリネットや、コントラファゴットという、音楽グッズには珍しい楽器を吹くラクたちも登場しました。トランペットやチェロなどは、初代のイラストをそのまま使っています。(お気に入りでした)
左にはステマネ(ステージマネージャーの略)、右にはライブラリアンのラクを描きました。
ステマネとライブラリアンはオーケストラにとって無くてはならない存在なので、ぜひ描きたかったです。
そして完成した第三弾
最後に完成したばかりの[オーケストラ3]です。
実際のオーケストラの編成にできるだけ近づけようと思い、編成を「10型」にしようと考えていました。
(10型では第一ヴァイオリン10、第二ヴァイオリン8、ヴィオラ6、チェロ4、コントラバス4人が基本の人数となります)
残念ながら今回はレイアウトの関係で、第一ヴァイオリンが8、第二ヴァイオリンが6という少し少なめになっています。
木管楽器にはサックスも2本入っていたりするので、次回はマーラーの7番のような(テナーホルンや、マンドリン、ギターなどが使われています)、曲にあった編成でも描いてみたいです。
指揮者の前にはソプラノ・アルト・テノール・バリトン(バス)と、声楽家のラクも仲間入りしました。
通常は(ベートーベンの第九など) ソリストの方はオーケストラと合唱団の間に立たれることが多いのですが、こちらもデザインのバランスを考えて前に並べています。
今回は裏面を透明にしました。中身がこれまでよりも見やすく、より実用的にお使いいただけると思います。
そしてスタッフ(この業界ではボーヤという方々です)のミニラクたちと、事務局員の方をイメージしたジムキョクラクを描きました。
演奏者と指揮者の他にも、沢山の方が関わってオーケストラのコンサートを作り上げているということが伝われば嬉しいです。
うまくいけば、5月1日に発売ができると思います。新しいラクたちも、どうぞよろしくお願いします!
音符ラクも色々なところにいるので、探してみてください。